実施内容
- 供⽤中であるⅠ期線との近接影響の範囲を把握するため、Ⅰ期線を含めたトンネルのBIM/CIMモデルを作成した※。
- 線形モデルや地質縦断図をモデルに反映させるとともに、構造物モデルは⽀保パターンの変化点がわかるように分類(着⾊分け)し、設計時の属性情報(⽀保⼯、地⼭分類根拠、補助⼯法、申し送り事項等)を付与した。
※トンネル本体⼯:⽀保パターンの区分が分かるように詳細度300で作成。設計業務における検討の結果、必要となった補助⼯法をパターン化し、記号等で必要範囲をモデル化。
坑⾨⼯:配筋まではモデル化せず、詳細度300で外形形状を正確な⼨法でモデル化し、地⼭との取り合いを確認。

効 果
- Ⅰ期線とⅡ期線の両⽅をモデル化することにより、位置関係を可視化した。近接影響の範囲を視覚的に確認し、対策⼯事の検討に活⽤した。
- モデルに属性情報として設計情報や留意事項を付与することにより、後⼯程となる施⼯者へ申し送り事項を円滑に伝達することができる。