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実施内容
- 予備設計段階の妥当性確認、早期課題解決を⽬的に、予備設計成果を基に周辺の既設構造物や地質等の与条件をBIM/CIMモデルに反映した。
- 関係機関協議資料(鉄道管理者、地⽅⾃治体、埋設物管理者、地元住⺠等)として活⽤するため、建築限界、架空線、地下埋設物、地層変化等をBIM/CIMモデルに反映した。
効 果
- 跨線部との取り合いや地形の起伏が多い場合、2次元で⾏うと複数の断⾯を作成し検討を⾏う必要があるが、3次元モデルを作成することにより検討範囲を⼀貫して確認することができるため、検討時間を短縮することができた。
- 地下埋設物をモデル化することで、⽬視できない部分がモデル上に表現でき、取り合いや位置関係をあらかじめ確認することができた。
課 題
- 前⼯程である予備設計段階の2次元の成果を3次元化することにより、内容の把握と不具合を事前に発⾒することができた。⼀⽅、詳細設計段階のモデルの作成に加え、予備設計段階のモデルも作成することになるため、概略設計や予備設計段階から積極的にモデル化を⾏うべきである。
- 維持管理を⾒据えた必要な情報を3次元のモデル内に格納すると、モデルのハンドリングや情報過多によるデータ容量が課題となる。そのため、モデルはインターフェイスとして活⽤し、維持管理情報等は別途⼀元管理されたデータベースにて保管されるべきである。
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